第9回  薩摩島津家 戦国・幕末 時代を突き動かした男たち

鎌倉時代から近現代に至るまで、長期間、地盤を変えることなく主として家督を存続させ続けた薩摩・島津家。中でも戦国時代の傑出した英雄・島津義久・義弘、そして幕末に生き近代日本の基礎を作ったとも言える島津斉彬・久光の4人にスポットをあてその生涯を紹介しながら、薩摩の風土と文化を持つ一地域が、なぜ結果的に日本の他のどこよりも進んだ技術・文化を育むことができたのかを紐解く。そして単に強兵だけでなく「人の和こそが国を守る城郭となる」として富国+強兵を実行した結果生まれた薩摩焼、薩摩切子などの伝統工芸、そして芋焼酎、酒寿司、黒豚しゃぶしゃぶなど食の魅力もお届け。義久、義弘が学んだ「日新公いろは歌」とは?天下人・豊臣秀吉に対する決断とは?関ヶ原の戦いで見せた雄姿とは?また偉大なる功績を残した斉彬、その意思を継いだ久光の思いとは?4人の男たちの軌跡を伝える。