8月24日  歴史を変えるDNA解析

ゲスト:林 良博(国立科学博物館 館長)、篠田 謙一(国立科学博物館 副館長)

2014年、江戸時代のキリスト教徒らの収容施設である切支丹屋敷跡地から、3体の遺骨が見つかった。そのうちの1体が、1708年、鎖国下の日本にやってきたイタリア人宣教師のジョバン・バチスタ・シドッチの遺骨であることが、DNA解析の結果判明した。記録には残っていたもの、歴史的な事実が証明されたことになる。その後、遺骨を基に国立科学博物館が復顔像を作成するに至っている。
DNA解析の進化により、歴史の解析もまた進化してきた。1991年にアルプスの氷河で見つかった5300年前のミイラ「アイスマン」も、DNA解析に基づく研究で、様々な事実が判明してきている。
DNA解析について、国立科学博物館の林良博館長と、シドッチ遺骨研究のリーダーを務めた篠田謙一副館長に聞く。