第40話  

kimsooro_40.jpg 帰国の予定日が過ぎても天竺からファンオクが戻らず、動揺するスロは国事が手につかない。一ヶ月以上も即位を延ばすことは国の混乱を招くと、九干は再びソファを王妃にしようと動きだす。悩み抜いたスロが、生涯、王妃を持たぬと宣言したその日、ファンオクを乗せた赤い帆船が沖に現れる。伽耶国王の戴冠式が盛大に行われ、楽浪や倭から祝いの使節がやって来た。そして斯盧国からもアロとソク・タレが招待された。