第12話  三日の猶予

isan_12jpg サンを陥れようと企む者たちの陰謀によって、サンの亡き父、思悼世子(サドセジャ)の元護衛官ソ・インスたちが謀反の濡れ衣を着せられてしまった。亡き父の忠臣を何としても助けたいサンだが、彼自身も逆賊の首謀者ではないかとの嫌疑をかけられてしまう。サンの疑いを晴らすため、自らソ・インスたちの取り調べをせよとの王命を最初は拒んだものの、悩んだ末、取り調べの場に現れたサン。だがすぐに、彼らは無実だと取り調べの中止を宣言してしまう。サンは王のもとを訪れ、ソ・インスたちの無実を証明すると告げるのだが...。
一方、宮中に押し入った者たちの懐から見つかったとされる暗号が、テスが盗み見た兵曹判書ハン・ジュノの書状にあった言葉と同じであることに気づいたホン・グギョン。ハン・ジュノがサンを陥れようとする者たちの一味であり、その背後には更なる大物がいると睨んだ彼は、サンを助けたいテスとともに、その調査に乗り出す。