9月14日  世界経済を揺るがす政治リスク

ゲスト:白井 さゆり(慶應義塾大学総合政策学部 教授)

トルコショックをはじめ、いま世界の新興国では通貨が下落し、経済が急激に悪くなってきている。その原因の一つがアメリカの好景気。世界中の資金がアメリカに集まってきているからである。
一方、ヨーロッパでは移民問題を巡り、各国で極右勢力が台頭し政治が大きく動いている。ここまで好調が続いてきた世界経済に変調は陰りが見え、政治リスクも高まってきている。
かたや、日本では日銀の金融政策が大きな曲がり角に来ていると言われている。はたして我が国の金融政策の変更はいつ発表されるのか。かつて日銀審議委員を務めていた、慶應義塾大学の白井さゆり教授に聞く。