10月15日~19日

10月15日(月)
「日米交渉は?社会保障は?茂木敏充経済再生担当相に直撃!」

ゲスト:茂木 敏充(経済再生担当相)、木内 登英(野村総研エクゼクティブ・エコノミスト)、渡辺 靖(慶応大学教授)

第4次安倍改造内閣がスタート。発足直後から、多くの懸案を抱えている。米国・トランプ政権との間で進む日米貿易協議。国民には唐突とも感じるTAG(日米物品貿易協定)の交渉が始まるというが、また、アメリカのいいようにやられてしまうのではないかと、国民は戦々恐々としている。その交渉の最前線にたつのが、茂木敏充経済財政政策担当相だ。内閣改造でも交代することなく、日米交渉の指揮を執ることになり、安倍首相の信頼も厚い。タフネゴシエーター揃いのトランプ政権相手に、どう立ち回るのか?さらに、茂木氏は新設された全世代型社会保障の担当相でもある。社会保障改革という難題にも、立ち向かわなければいけない。茂木大臣に岩田公雄が直撃する!


10月16日(火)
「終戦宣言で米朝激突か? 再会談へ首脳の思惑は」

ゲスト:辺 真一(コリア・レポート編集長)、前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部 教授)

「核施設の永久廃棄」vs「終戦宣言」の行方は? トランプ米大統領は2回目の米朝首脳会談について、中間選挙の後になるとの見通しを示した。再会談での最大焦点が、北朝鮮非核化の具体策だ。
北朝鮮は一部の核施設への査察受け入れを表明したが、範囲は限定的で曖昧さが残る。「再会が楽しみだ」と秋波を送るトランプ氏。だが、北朝鮮は交渉の一方で、ロシアへ接近するなど米国へのけん制を強める。米朝の思惑と、水面下での交渉を読み解く。


10月17日(水)
「製造×ITで車の革命」

ゲスト:中村 吉明(専修大学経済学部 教授)、西村 直人(交通ジャーナリスト)

先ごろ、トヨタとソフトバンクグループが提携を発表し世間を驚かせた。トヨタは「自動車メーカー」から、移動サービス全般を手掛ける「モビリティカンパニー」に生まれ変わるという。
自動車産業は人工知能などとの融合による自動運転の時代へと変革しつつある。「自動運転」と聞くと、人間が何もしなくても自動車が目的地に向かってくれる......というSF的なイメージがある。現実にも、無人のロボットカーが人やモノを運び、生活そのものが変わる日も近いといわれるが、果たして、その未来図とは?技術的な課題やインフラや法整備の問題など、今後、解決すべき壁はどこにあるのか?そして、日本の自動車産業はどうなるのか?専門家に聞く。


10月18日(木)
「社会を支配するGAFAとは」

ゲスト:辻野 晃一郎(アレックス代表取締役社長 / 元グーグル日本法人代表)、塩野 誠(経営共創基盤 取締役)、桑原 哲也(東洋経済新報社 出版局)

「GAFAと呼ばれる4つの企業が社会に深く深く浸透し、私たちの暮らしを支配しようとしている」と言われている。GAFAとはGoogle、Apple、Facebook、Amazonの四つの企業の頭文字を取ったものだ。
なるほど、Googleで検索し、AppleのiPhoneでコミュニケーションし、Facebookに日々の暮らしを投稿し、Amazonで様々なものを取り寄せる生活は、もはや当たり前になっている。
そのGAFAは、なぜ、これほどの力を得たのか? GAFAは世界をどう支配し、どう創り変えたのか? そしてGAFAが創り変えた世界で、私たちはどう生きるのか?GAFAに詳しい専門家と、ベストセラー「GAFA」の編集を手掛けた編集者に聞く。


10月19日(金)
「テクノロジーの発展と人工知能」

ゲスト:桜田 一洋(理化学研究所 医科学イノベーションハブ推進プログラム 副プログラムディレクター) 、太田 啓之(朝日新聞GLOBE 編集部)

月刊の朝日新聞特別紙面「朝日新聞GLOBE」とのコラボ企画シリーズ。今回は「テクノロジーの世紀」について考える。
人類が石器を発明してから現代のスマホに至るまで"技術"はいつの時代もあくなき発展を続け、人間を豊かにしてきた。今後も続くテクノロジーの進化に、我々はどう接すればいいのか。
インターネットや先進医療、人工知能、ロボット、そしてデータリズムを支配しようとしている「GAFA」などの現実と未来の姿を、理化学研究所の桜田一洋氏と、朝日新聞GLOBE編集部の太田啓之記者に聞く。