10月29日~11月2日

10月29日(月)
「石田総務相に聞く 携帯料金ふるさと納税」

ゲスト:石田 真敏(総務大臣 / 自民党衆議院議員)

第4次安倍改造内閣で初入閣した、石田真敏総務相をスタジオに迎え、話を聞く。
菅官房長官が「4割程度下げる余地がある」と発言して注目された携帯電話料金や、「豪華すぎる返礼品」が問題となっているふるさと納税制度など、今後どう見直していくのか?
また、人口減少の中、疲弊が指摘される地方をどう活性化させていくのか? 次世代高速通信「5G」の役立て方なども踏まえ、今後の地方自治のあり方についても問う。


10月30日(火)
「英EU離脱で大もめ! 欧州ポピュリズム危機」

ゲスト:庄司 克宏(慶應義塾大学 大学院法務研究科 教授)、伊藤 さゆり(ニッセイ基礎研究所 上席研究員)

来年3月にEU(欧州連合)から離脱するイギリス。だが、離脱をめぐる条件交渉は難航。交渉はもはや、時間切れ寸前での戦いとなってきた。
最大の障害がアイルランドの国境管理をめぐる問題。また合意なしの「無秩序離脱」も危ぶまれ、離脱の見直しを求める英国民の声も強まる。
日本の自動車メーカーは合意なき離脱を懸念し、英国内工場の操業停止も検討。物流や金融の混乱で世界経済への影響は?世界が注視する、英のEU離脱交渉を検証する。


10月31日(水)
「中間選挙まで1週間 どうなる?トランプ政権」

ゲスト:中林 美恵子(早稲田大学社会科学総合学術院 教授)、堀田 佳男(国際ジャーナリスト)

11月6日投開票の米中間選挙。一昨年の大統領選でトランプ大統領が白人労働者らから熱狂的な支持を集めた「トランプ現象」が継続するのか、それとも民主党がストップをかけるのかが、最大の焦点となっている。果たして、その行方とは?
米政治の専門家が中間選挙を大胆予想。さらに、中間選挙に見るアメリカ社会の現実に迫る。アメリカで進む保守とリベラルの二極化、そして共和党勝利のカギを握ると言われている、保守的グループ・福音派の実態とは?


11月1日(木)
「臨時国会の展望 公明党山口代表に聞く」

ゲスト:山口 那津男(公明党代表 / 参議院議員)

臨時国会が召集された。9月の党大会で執行部新体制を発足させた公明党は、政権与党の一員として今国会にどう対応していくのか。現在の政治状況の中で、国政は何を最優先させるべきなのだろうか。
また、自民党が臨時国会で目指している自民党憲法改正案提示に、連立与党の公明党はどう対処するのか。更には、来年10月に予定される消費税率引き上げと、それと同時に実施される予定の軽減税率についてはどう考えているのか......。在任10年目に入った、公明党・山口代表に聞く。


11月2日(金)
「世界経済を揺るがす3つのリスク」

ゲスト:真壁 昭夫(法政大学大学院政策創造研究科 教授)

世界同時好況と言われる中、今後の世界経済を悩ます3つのリスクについて考える。
まず、現在激化する一方の米中貿易戦争。両国にとって一歩も引けない状況に陥った。果たしていつまで続くのか。
また、欧州政治をけん引してきたドイツのメルケル首相が退任することが明らかになった。イギリスのEU離脱問題が暗礁に乗り上げ、イタリアの財政問題などでにわかに高まってきた欧州リスク。
そして、アメリカの金融政策の結果、悪化していく新興国経済もリスクのひとつだと考えられている。
加えて、先月からの株価乱高下の原因の一つは、サウジアラビアによる記者殺害事件の影響だとも言われているが、それはなぜなのか?識者と考察する。