11月30日  小さな経済大国・シンガポールを検証する

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インドシナ半島の南端にあるシンガポール。東京23区とほぼ同じ面積に、人口わずか560万人。第二次世界大戦時には日本が侵攻し占領した歴史がある。その後イギリス、マレーシアなどの統治を経て、1965年に独立した。
民族は中華系が7割を占める。経済発展は目覚ましく、実は一人当たりGDPはすでに2007年に日本を抜き、今や日本の1.5倍となり、まだまだ成長を続けている。
おなじみの「マーライオン」や高級ホテル「マリーナベイサンズ」が、そんなシンガポールのランドマーク。毎年、多くの日本人観光客が訪れる。シンガーポールがここまで発展してきた背景には、推し進めてきた独自の経済政策があると言われている。その経済政策とは何かを探り、検証する。