1月21日~1月25日

1月21日(月)
「どうなる?対ロシア交渉と北方領土の行方」

ゲスト:東郷 和彦(元外務省条約局長 / 京都産業大学法学部 教授)、下斗米 伸夫(法政大学法学部 教授)

昨年末、安倍・プーチン両首脳が合意した「交渉の加速」。そして新年になり、平和条約締結に向けた日ロ交渉がスタートした。22日に実施される首脳会談。しかし、その準備過程でロシア側からは「北方領土と呼ぶな」「ロシア領と認める事が前提」など、早くも揺さぶりが......。
果たして「日ソ共同声明に基づく交渉」とは、安倍総理が言う「2島返還」につながるのか?はたまた「4島返還の放棄」なのか?日ロ平和条約交渉と北方領土の行方を、徹底分析する。


1月22日(火)
「英EU離脱見えぬ出口 欧州分断で経済危機は?」

ゲスト:庄司 克宏(慶應義塾大学大学院法務研究科 教授)、伊藤 さゆり(ニッセイ基礎研究所 主席研究員)

2019年は、欧州にとっても大きな節目の年。その波乱第一弾がイギリスだ。英国議会は欧州連合(EU)と合意したEU離脱案を否決し、「合意なき離脱」が次第に現実味を帯びてきた。3月29日の期限が迫る中、「合意なき離脱」に至れば、欧州発の世界経済危機に発展も。イギリスに進出する約1千社の日本企業も、対策を急ぐ。
混乱・分断が際立つイギリスは、世界にどのような影響をもたらすのか?未知の領域に入った欧州を読み解く。


1月23日(水)
「なるか?スポーツ維新」

ゲスト:二宮 清純(スポーツジャーナリスト)、荻原 次晴(スポーツキャスター)

「2019年はスポーツ界の改革にこれまで以上に力を入れて取り組む」と語る、鈴木大地スポーツ庁長官。ししかし年明け早々、JOCの竹田会長に対してフランス当局が訴追に向けた手続きに入るなど、スポーツ界にはまたもや、嫌なムードが漂い始めている。果たして、スポーツの高潔さを追い求める改革は、実を結ぶことができるのか?
そして、もうひとつの注目ポイントと言えば、世代交代。吉田沙保里など各種目のスーパーエースが引退する一方で、卓球・張本智和の台頭、スケートボードの世界選手権でも17歳の西村碧莉が優勝するなど、オリ・パラ東京開催を目前に、世代交代の大きなうねりが巻き起こっている。ユニバス(大学スポーツ協会)や、ジャパン・ライジング・スター・プロジェクトといった試みの可能性と、その背景も探る。


1月24日(木)
「開幕直前!選挙イヤーの通常国会」

ゲスト:田﨑 史郎(政治ジャーナリスト)、鈴木 哲夫(ジャーナリスト)

今年は、春の統一地方選と夏の参院選が12年周期で重なる亥年。前回の2007年は、「消えた年金問題」などのスキャンダルが相次ぎ、自民党は大惨敗。同党には鬼門とされる亥年選挙だが、ここに来て再び、厚生労働省の「毎月勤労統計」を巡る不適切な調査実態が発覚!安倍首相には12年前の悪夢が去来しているのでは?
対する野党は、改選される参議院の1人区で、候補者一本化のために集結できるかどうかが焦点。野党共闘のキーマンになる人物とは?
さらに外交でも、日露交渉・米中貿易摩擦・北朝鮮問題など課題が山積み。多事多難な2019年、安倍政権はイノシシのようなスピード感としなやかさを兼ね備えながら政権運営できるのか?そして、局面打開のための「衆参同日選挙」の可能性は?


1月25日(金)
「1週間の振り返り」

ゲスト:長田 渚左(ノンフィクション作家)

金曜日はBS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、1週間のゲストの注目発言を振り返りながら各界の専門家やオピニオンリーダーの方々に意見を聞く。さらに各新聞の気になる記事を鋭い視点で分析。知って得する街の話題のあれこれもお届けします。