第20回  検証!大奥 予算200億円 女たちの美の争い

スタジオ出演者:高橋 真理子(朝日新聞 科学コーディネーター)、卜部 典子(大奥研究家)

歴史科学捜査班_20

徳川家康が開いた武家政権で、265年も続いた江戸幕府。その長期政権を支え、幕府の年間予算の四分の一、現在の金額では200億円近くを注いだ、特別な場所があった。それが「大奥」。江戸城の中にあり将軍や側室、それに従える多くの女性たちが徳川将軍家の後継ぎを絶やさぬよう暮らしていた。そこは将軍以外、男子禁制の場で多い時には1000人を超えていたという。今回は大奥を捜査。憧れの職業でもあった大奥の実態とは?大奥で繰り広げられた壮絶なスキャンダルとは?さらに出世競争の場における江戸時代の美意識とは?番組では当時の髪型、化粧、衣装を史料や専門家の意見をもとに大奥で働く女性を再現。果たしてどのような姿なのだろうか?