3月11日~3月15日

3月11日(月)
「サイバー攻撃から暮らしをどう守るか」

ゲスト:高市 早苗(自民党サイバーセキュリティ対策本部長 / 衆議院議員)、三輪 信雄(S&J株式会社 代表取締役社長)

米国の働きかけによって、中国・ファーウェイ社の製品を政府調達から排除する方針を決めた日本政府。情報漏洩など安全保障上の懸念からのことだという。しかし、サイバー攻撃の脅威は国家レベルだけの話ではない。 あらゆるものがネットにつながる「IoT」時代、AIの活用も相まって自動運転やテレワークの拡大など我々の暮らしの利便性が向上する一方、サイバー攻撃で、社会インフラが一気に麻痺する危険性も高まっている。
「サイバー防衛後進国」と言われる日本には、一体どんな課題があるのか。身近な所から解き明かす。


3月12日(火)
「悪乗りバイト続発の恐怖 企業リスクに防衛策は?」

ゲスト:永沢 徹(弁護士 / 永沢総合法律事務所代表)、有本 均(株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパン代表取締役社長)    

「中華鍋から上がる炎でたばこに火を付ける」「調理中の食材を床にこすりつける」......アルバイト先で悪ふざけをする様子を仲間内で撮影してSNSに投稿。動画が拡散され炎上し、企業が謝罪に追い込まれるトラブルが相次いでいる。
この新たな脅威に対して、厳しい対応を取る企業も出始めた。どんな法的責任が問われるのか。管理体制やリスク教育をどうすべきか。企業を襲う新たな恐怖。その背景に迫る。


3月13日(水)
「安倍一強への挑戦 野党共闘への道を問う」

ゲスト:小沢一郎(自由党共同代表 / 衆議院議員)、玉木雄一郎(国民民主党代表 / 衆議院議員)

厚労省の統計不正や外交・安保政策、消費税の増税など、様々な問題が噴出する安倍政権。対する野党の陣形も問われる中、自由党と国民民主党が合流に向けて動き出した。
統一地方選挙と参議院選挙が重なる12年に1度の政治決戦となる今年、安倍一強体制に挑む小沢一郎・自由党共同代表と、玉木雄一郎・国民民主党代表が生出演!選挙戦の争点となる「原発・安保・消費税」に対する両党の秘策とは?そして安倍一強体制に待ったをかけるべく、野党は共闘の道へと進むことができるのか?小沢氏、玉木氏に胸の内を直撃する。 


3月14日(木)
「統一地方選を前に『地方議会』を考える」

ゲスト:片山 善博(元鳥取県知事 / 元総務大臣)、外山 公美(立教大学コミュニティ政策学科 教授)

選挙イヤーの今年、夏の参院選の前哨戦と位置づけられ注目を集める統一地方選。しかし、各自治体に目を向けると選挙どころではない実情が浮き彫りになる。人口が集中する都市部に比べ、過疎化の進む地方では議員のなり手がいないという実状があるのだ。過疎化に加え、わずかな報酬では見合わないという町村議会では、特に深刻だ。一方で、都道府県議会や都市部の議員をめぐっては、政務活動費の不正流用事件など、不正の横行も見られる。有権者にとって最も身近な政治の場である地方議会。なぜこうした状況になってしまったのか?浮かび上がる地方議会の課題を、元鳥取県知事・片山善博氏と地方自治の専門家・外山公美氏を交え考える。


3月15日(金)
「野党共闘鍵を握る 小沢・玉木代表の本音」

ゲスト:渡部 恒雄(笹川平和財団 上席研究員)

金曜日はBS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、1週間のゲストの注目発言を振り返りながら各界の専門家やオピニオンリーダーの方々に意見を聞く。
月曜日はサイバー攻撃から企業や国が守るために何が必要かを聞き、火曜日は最近頻発するSNSで暴走するアルバイトたちの背景には何があるのか議論した。水曜日は小沢一郎氏と玉木雄一郎氏に、野党共闘は実現するのかを聞いた。木曜日は統一地方選を前に地方議会が抱えている課題について考える。