4月15日~4月19日

4月15日(月)
「米朝首脳会談決裂後の"次の一手"とは?」

ゲスト:平井 久志(共同通信社 客員論説委員)、前嶋 和弘(上智大学総合グローバル学部 教授)

米朝会談「決裂」から一月。北朝鮮は建国の父金日成首席の誕生日「太陽節」を控え、今最高幹部の会議が目白押し。また米韓首脳会談も近日開催予定で、これが3度目の米朝会談への地ならしの場になるのか注目だ。はたまた発射台再建の動きも見せる北朝鮮は、「ロケット発射」の強硬策へ逆戻りするのか?
一方の米国トランプ大統領は「ロシア疑惑」を払拭。直後に北へ贈ったのは「米韓軍事演習中止」という大きなプレゼント。対話継続への意欲をアピールした。
予測に反し成果なく席を立った米朝両首脳。果たして、双方が講じる「次なる一手」とは何か? 米朝の専門家を交え徹底討論する。


4月16日(火)
「貴乃花光司が生出演!相撲愛&新境地を語る」

ゲスト:貴乃花 光司(第65代横綱)、二宮 清純(スポーツジャーナリスト)

貴乃花光司氏が番組生出演。史上最年少の17歳2カ月で十両昇進を果たし、22歳で第65代横綱に。引退までに22回の優勝を成し遂げた、言わずと知れた平成前期を代表する大横綱である。
昨年日本相撲協会を離れた後は、子どもたちに相撲の魅力を伝える活動に力を入れており、新たな挑戦としては、絵本作家としても活動したい旨を明らかにしている。
貴乃花氏が相撲から学んだ精神・文化、そして伝統とは何か? そして新大関に昇進した、かつての弟子・貴景勝関への思いは? 貴乃花氏に、今の心境と今後の活動について聞く。


4月17日(水)
「健康長寿ウォーキング 8000歩と20分の法則とは」

ゲスト:青栁 幸利(東京都健康長寿医療センター研究所 運動科学研究室長)、谷川 真理(マラソンランナー)

急速に進む高齢化と生活習慣病の増加によって、膨れ上がる日本の医療費。その削減のため、高齢者の未病対策は危急の課題となっている。その解決策のひとつが、ウォーキングだ。
実は、健康と長寿を得るための「歩き方」が存在することが導き出されている。群馬県中之条町に住む65歳以上の全住民5000人以上がモニターとなり、およそ20年にわたり、1日24時間365日の生活データを収集・分析し、身体活動と病気予防の関係を調査した「中之条研究」。この一大プロジェクトによって「1日8000歩、そのうち中強度の運動を20分が最も効果的」、「何歩歩けば、どのような病気のリスクを減らすことができるのか」ということまでが、統計データとして得られている。
ウォーキングに絶好の季節である春、「健康・長寿に導く正しい歩き方」と、そのメカニズムを徹底検証する。


4月18日(木)
「安倍首相外遊へ 世界経済後退を防げるのか?」

ゲスト:細川 昌彦(中部大学中部高等学術研究所 特任教授)、木内 登英(野村総研 エクゼクティブ・エコノミスト)

安倍首相は、22日から29日にかけて欧州・米国・カナダを歴訪する。毎年、ゴールデンウィーク中に外遊日程を組み込むが、今年は新天皇の即位もあり、1週間早めた形だ。
その中でなんと言っても注目されるのが、アメリカ・トランプ大統領との会談。トランプ大統領の『米国第一主義』によって過熱する米中貿易摩擦は、世界経済に徐々に悪影響を出しつつある。
日本は米国との一対一の貿易交渉はもちろん、行き過ぎた米国第一主義、保護主義は、回り回って米国にとっても不利益になるというメッセージを送らなくてはいけない。世界経済後退を防ぐという役割が課されている、安倍首相の来る外遊について解説する。


4月19日(金)
「1週間の振り返り」

ゲスト:元村 有希子(毎日新聞 科学環境部長)

金曜日は、1週間のニュースを総括。BS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、1週間のゲストの注目発言を振り返りながら各界の専門家やオピニオンリーダーの方々に意見を聞く。