第26回  路面電車で仁和寺へ~初公開!観音障壁画

今回は、京都市右京区御室にある世界遺産・仁和寺を訪ねる。真言宗御室派の総本山で、平安時代、光孝天皇の遺志を継いだ宇多天皇が創建。皇室ゆかりの寺院で、広大な境内には、金堂をはじめ、創建当時の本尊「阿弥陀三尊像」、仏画の「孔雀明王像」が国宝に、五重塔や2つの茶室が重要文化財に指定されるなど多くの貴重な文化財が残っている。また、桜の名所としても知られ、中でも「御室桜」と呼ばれる遅咲きの桜は江戸時代から庶民に親しまれ、数多くの和歌にも詠まれている。番組では、鳴滝駅から宇多野駅間の桜のトンネルで有名な嵐電に揺られながら仁和寺の二王門を目指す。そして、このほど修復が完了した重要文化財・観音堂内部を5月に行われる特別公開を前に特別に撮影、幻の観音障壁画の世界をテレビ初公開する。また、昨年話題になった1泊100万円の超レアな文化体験が出来るという高級宿泊プランや、通常非公開の金堂裏堂の五大明王壁画を特別に撮影させてもらいながら新たな門跡寺院・仁和寺の魅力を探る。

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