第40回  南アフリカ×モザンビーク『国境は野生アニマルだらけの大草原!』

国境ハンター:万里沙

世界の国境を歩いてみたら・・・ ◆南アフリカ×モザンビーク編 野生アニマルだらけの国境!
南アフリカとモザンビークの国境へ。南北におよそ475キロの国境線が敷かれている南アフリカとモザンビーク。国境ハンターは南から北へと、国境をひたすらに歩きます。
◆南アフリカ側の国境の街「コマティポート」へ!
街に入ると、メインストリートの市場は南アフリカ・モザンビーク両国の人々でごった返していました。そこには、日本でもお馴染みのあの食べ物が...。最初の検問所「レボンボ国境検問所」では、通常スマホの写真撮影さえも禁じられている国境の聖域・イミグレーション(出入国審査)の現場に、国境ハンターと番組カメラが潜入!出入国の様子をリポートします。モザンビークに入ると、景色は一変。内戦と干ばつで貧困に苦しむ人々に出会います。さらにハンターは、モザンビーク側の国境の町「レッサノガルシ」〟へ。国境で出会った子どもたちから、南アフリカとモザンビークが貨物列車で繋がっていることを知ります。貨物列車は南アフリカで採れた鉱物を、レッサノガルシアから首都「マプート」を通じて、日本を含む全世界へと輸出していました。
◆南アフリカ側の国境の大部分を占める「クルーガー国立公園」
百獣の王・ライオンや、アフリカゾウ、バッファローなどを間近で見ることができる南アフリカ屈指の観光スポット。南アフリカ側の紙幣に印刷されたビッグ5と呼ばれる危険な動物、ヒョウ・バッファロー・ライオン・アフリカゾウ・サイとのスリリングな出会いが待っていました。
◆伝統と文化を守るニャニ文化村でシャンガーン族に密着
シャンガーン族の女性マタペラさん(25)の自宅を訪問。彼女の母親はそこでサンゴマと呼ばれる祈祷師をやっていました。サンゴマが占う国境ハンターの旅の結末は...。南アフリカとモザンビークの国境を歩いてみたら、国境が動物の生死を分けている悲しい現実と、そこでたくましく生きる人々の姿がありました。