第30回  解明!五稜郭 土方歳三 命を懸けて箱館へ

スタジオ出演者:高橋 真理子(朝日新聞 科学コーディネーター)、樋口 雄彦(国立歴史民俗博物館教授)

歴史科学捜査班_30

北海道・函館のシンボル、五稜郭。 しかし、なぜ五稜郭はそれまでの日本の城とは全く違う形状をしているのか?なぜ天守がないのか?どうして高い建物がなく、低い城になったのか?捜査班はその謎を解明すべく各地へ。そこで判明する驚きの真実とは?そしてこの地で激しい戦いが繰り広げられた。1868年、戊辰戦争の最後の局面となった箱館戦争。五稜郭を拠点とした旧幕府軍が、薩摩・長州を中心とした新政府軍に敗れ、降伏。最新の技術を取り入れて築かれたはずの五稜郭がなぜ敗れてしまったのか?そこには意外な理由があった!
今年が没後150年。五稜郭を拠点に、旧幕府軍として戦ったのがラストサムライ土方歳三。彼はなぜ、当時の蝦夷地に赴いたのか?足跡をたどることで浮かび上がる、榎本武揚との出会い、主力艦船「開陽丸」の座礁、そして宮古湾海戦での奇襲作戦・・・命を懸けて戦った土方歳三と五稜郭に迫る。