第31回  江戸が生んだスーパースター葛飾北斎『すみだ北斎美術館』《東京・両国》

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●江戸が生んだスーパースター葛飾北斎「すみだ北斎美術館」へ
日本の美術館の魅力を纏めた一冊の本『フランス人がときめいた日本の美術館』。著者でフランス人の美術史家ソフィー・リチャードさんのメッセージをヒントに、女優で脚本家の近衛はなが日本の美術館の魅力を再発見するトキメキの旅へ。今回の舞台は、世界的画家の功績を国内外に発信している「すみだ北斎美術館」です。

●世界的建築家が設計した都会的な建物に、ピーター・モースと楢崎宗重コレクションがずらり
建物はプリッツカー賞を受賞した世界的建築家・妹島和世が設計。都会的なデザインながら、なぜか下町風情に自然と溶け込む外観。収蔵作品は、北斎の世界一大コレクターと称されるピーター・モースと、日本の浮世絵研究の第一人者と言われる楢崎宗重コレクションを中心に、北斎の版画から肉筆画まで様々な作品を誇ります。番組では、代表作、冨嶽三十六景のシリーズや北斎漫画などから、天才絵師・北斎の想い、技法を辿ります。

●100年ぶりに現れた傑作「隅田川両岸景色図巻」。後世へ遺すための驚きの展示の工夫とは?
7mもの長さで描かれた「隅田川両岸景色図巻」を紹介。ヨーロッパへ流出後100年ぶりに日本に戻ってきたことで話題に。北斎の作品の中でも、最長の傑作を後世へと伝えていくため、すみだ北斎美術館では、最新技術を駆使した驚きの展示施策を打っていました。

●北斎が描いた江戸に思いを馳せながら、桜の季節の墨田区散策を堪能
北斎が生涯のほとんどを過ごしたという墨田区に建てられた「すみだ北斎美術館」。目の前には、北斎通りと名付けらた道も。その界隈には、北斎が絵の題材としたいくつもの場所があります。90才迄絵を描くこと一筋に生きた北斎の人生に思いを馳せながら、桜の隅田川を散策します。

紹介作品:「冨嶽三十六景 相州梅沢左」「富嶽百景 月下の不二」「富嶽百景 夢の不二」「北斎漫画」「踊独稽古」「冨嶽三十六景 駿州江尻」「三体画譜 狗猧」「隅田川両岸景色図巻」ほか

取材協力:すみだ北斎美術館