6月10日~6月14日

6月10日(月)
「夫婦円満の秘訣と熟年の今後を大胆提言」

ゲスト:黒川 伊保子(AI研究者 / 『妻のトリセツ』著者)、鶴田 豊和(社会心理学者)

「妻が怖い」という夫が増えているという。そして、夫側からの離婚の理由として注目されているのが「妻からの精神的虐待」だとも。「精神的虐待」とは穏やかでないが、いつもイライラしている、急に怒り出す、口をきかない......など、思いあたる節がある「あの態度」のことだ。
ゲストの黒川氏が、その態度を「とっさの時の男女の脳の機能の違い」から解説した著書『妻のトリセツ』は、40万部に迫るベストセラーに。「女性脳」が自らの危険回避のために「ネガティブトリガー」を発動させる......という自説から、夫婦円満の秘訣を解く。
また、脳科学の観点では、「50代からが人生本番」だという。熟年層は、今後の人生をいかに生きていくべきか。そのヒントについても、AI時代を展望しつつ探っていく。


6月11日(火)
「農業で稼ぐ日本の底力 日米交渉に勝機あり!」

ゲスト:齋藤 健(前農水相 / 自民党衆議院議員)、三輪 泰史(日本総研創発戦略センター エクスパート)

蜜月を誇示した先月の日米首脳会談。だが、貿易交渉をめぐっては火花が散った。日本の懸案は、トランプ大統領が繰り返し求める、農産物の関税引き下げ問題。「TPPには縛られない。8月に大きな発表」としたトランプ氏。米中関係が悪化する中で成果を急ぐ米国側に対して、日本はどんな戦略を描くのか?
一方、担い手不足の中、技術革新などでピンチをチャンスに変えてきた日本の農業。その稼ぐ力と可能性を、齋藤健前農水相に聞く。


6月12日(水)
「岩屋防衛大臣に聞く 日本の安全保障」

ゲスト:岩屋 毅(防衛大臣 / 自民党衆議院議員)

北朝鮮の核・ミサイル問題、韓国海軍によるレーダー照射問題、東シナ海で軍事力を拡大させる中国への対応など、アジア太平洋における日本の安全保障上の課題や不安定要因は、深刻化している。
番組では、5月31日~6月2日にかけてシンガポールで行われたアジア安全保障会議に出席した岩屋毅防衛大臣をスタジオに招き、日米同盟を基軸としながら、どのように我が国の平和と安全を確保していくことになるのかを問い、「日本を守る力」を再検証する。


6月13日(木)
「野田前首相に聞く"野党論" 参院選とその先」

ゲスト:野田 佳彦(前内閣総理大臣 / 衆議院議員)、岩井 奉信(日本大学法学部政治経済学科 教授)

来たる参院選へ向け、野党5党派は、32ある1人区のうち30で候補者を一本化した。これまでバラバラだった足並みが揃い、共闘姿勢を鮮明にしている。
一方、永田町に吹く解散風について、安倍首相は「風は気まぐれ」と発言。さらに国会延長論も浮上し、ダブル選挙の可能性は消えていない。
波乱含みの参院選を控え、過去に安倍首相と対峙した野田佳彦前首相をゲストに招き、野党共闘の道筋、そして参院選後の野党の在り方について、考えを問う。


6月14日(金)
「日本の防衛と農業政策」

ゲスト:富坂 聰(拓殖大学海外事情研究所 教授)

金曜日は、1週間のニュースを総括。BS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、月曜~木曜ゲストの注目発言を、各界論客と共に振り返る。
今週取り上げるのは、まず火曜日。日本の農業の将来について齋藤健前農林水産大臣に聞いた。水曜日は、岩屋毅防衛大臣に日本の防衛問題や東アジア問題などを聞いた。また、中国の専門家であるゲストの冨坂聡拓殖大学海外事情研究所教授に、中国の「一人っ子政策と一帯一路」の関係について聞く。