8月26日~8月30日

8月26日(月)
「新時代到来!日本バスケW杯・五輪への道」

ゲスト:大河 正明(Bリーグチェアマン)、田臥 勇太(プロバスケットボール選手・Bリーグ 宇都宮ブレックス)

今年6月、プロバスケの最高峰・米NBAのドラフトで、八村塁が一巡目で指名された。田臥勇太(現・Bリーグ 宇都宮)が、日本人として初めてNBAのコートに立ってから15年。今、日本のバスケットボールは驚異的なスピードで進化している。
2016年に発足した新生プロリーグのBリーグも3シーズン目を終え、総入場者数は277万人、事業規模は300億円を超えた。今シーズンMVPの富樫勇樹(千葉)が初の1億円プレーヤーとなるなど、その成長は著しいものがある。
また日本代表チームは、今月末からのW杯、来年の五輪ともに出場を決め、2023年には日本・フィリピンでのW杯開催も決定した。
しかし、ここに至るまでの日本バスケットボール界は、苦難の連続だった。トップリーグの分裂騒動により、一時は五輪出場も危ぶまれる事態だったが、大改革の断行によりその窮地は救われた。
その一翼を担ったのが、現Bリーグチェアマンの大河正明。彼はこう語る。「昭和の国民的スポーツはプロ野球。平成ではサッカー・Jリーグが人気を博したが、令和にはバスケットボールを国民的スポーツにする!」。そんな大河チェアマン、そして"レジェンド"田臥選手をスタジオに招き、日本バスケットボールの進化の要因や、今後の展望、そして日本のスポーツ振興の未来に迫る。


8月27日(火)
「対日強硬の韓国・文政権正体とは? 日韓不信の真相に迫る」

ゲスト:細川 昌彦(中部大学中部高等学術研究所 特任教授)、西岡 力(麗澤大学 客員教授)

韓国への輸出規制をめぐり、政府は優遇対象の「グループA(ホワイト国)」のリストから韓国を外す政令を28日から施行する。
対して韓国の文在寅大統領は、15日の「光復節」では、それまで荒げたトーンを鎮静化させて、日本に「対話と協力」を呼び掛けた。だが22日には、日韓の軍事情報協定「GSOMIA(ジーソミア)」の破棄を決定し、対話ではなく対日強硬姿勢を選ぶことを、再び鮮明にしている。
そんな文政権の「反日路線」を支える側近たちの正体とは?日韓問題の行方を検証する。


8月28日(水)
「未来につながる地方創生」

ゲスト:北川 正恭(早稲田大学大学院 名誉教授 / 元三重県知事)、殿村 美樹(一般社団法人地方PR機構 代表理事)

東京への一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけることを目的とした「地方創生」。しかし、日本の少子高齢化・人口減少の流れには歯止めがかからず、約30年後には日本の人口は1億人を割り、それに先立つ2040年には、全国896もの市区町村に消滅の可能性があると指摘された。
こうした危機的な状況から抜け出すために、必要な努力とは何か。そして、それぞれの地方が持つ「隠れた魅力」の発掘と情報発信、さらには交付金に頼らない「稼げる街づくり」を含め、"今、取り組むべきこと"とは何なのか。地方自治と地方PRの専門家とともに、令和時代の日本列島再生を検証する。


8月29日(木)
「『トランプ大統領の再選』これだけの理由」

ゲスト:坂元 一哉(大阪大学大学院法学研究科 教授)、海野 素央(明治大学政治経済学部 教授)
電話出演:古森 義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員)

フランスで開かれていたG7サミットが、「首脳宣言見送り」で閉幕。要点のみを列挙した成果文書は作成されたものの、トランプ大統領とG6の溝が埋まることはなかった。
「アメリカを再び偉大な国に!」と、就任から自国第一主義を掲げ、世界をかき回すトランプ大統領のやり方に感化されたか、気が付けばイギリスやイタリアなど先進国の中でも進む「分断」、そして広がる「ポピュリズム」。
新たな時代の到来を思わせる中、早くも米大統領選挙は来年に控える。白人労働者階級から熱狂的な支持を集め再選を目指すトランプ氏=共和党に対し、左傾化が進む民主党。一体、米国民はどちらをチョイスするのか?そして、トランプ再選となった場合の未来に、日本はアメリカとどう向き合うべきなのかも、専門家を交えて考える。


8月30日(金)
「韓国・文政権の行方と地方創生」

ゲスト:吉永 みち子(ノンフィクション作家)

金曜日は、1週間のニュースを総括。BS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、月曜~木曜ゲストの注目発言を、各界論客と共に振り返る。
火曜日は日韓問題に注目。強硬に出る韓国政府が「軍事情報包括保護協定(GSOMIA・ジーソミア)」破棄に至った背景や、文政権の本質について、韓国と経済の専門家に聞いた。水曜日は東京への一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけることを目的とした「地方創生」を実現していくために必要なこととは何かを、元三重県知事の北川正恭氏らと探った。