第60回  エストニア×ラトビア×リトアニア『美しいものと平和にあふれたバルト三国』

国境ハンター:布川隼汰

世界の国境を歩いてみたら・・・ 今回は、バルト三国ことエストニア×ラトビア×リトアニアの国境。三国の首都と国境の街をそれぞれハンティング。国境ハンティングしてくれるのは、シブがき隊のフッくんを父にもつ布川隼汰です。
◆ソビエトからの独立でエストニアとロシアとの関係は?
エストニアの首都・タリンの旧市街を目指す。実は、タリン旧市街地は世界遺産にも認定されているとても歴史のある街。国境の町では、周辺国に支配されてきた過去とロシアとの関係を知り、エストニアとロシアの国境の街へ足を運ぶ。しかしなぜかこの街、エストニアにありながら、住んでいる人々はみな「ここはロシアよ」と答えるのである。日本では到底考えられない市民のアイデンティティを知り混乱するハンター。その背景には一体何があるのか・・・。
◆世界遺産に認定されているラトビアの首都リガへ
エストニアの南に位置するラトビアの首都・リガ。こちらもエストニアのタリン同様、世界遺産に認定されている街。そこは「建築のカクテル」とも呼ばれるほど、多種多用な文化が織り混ざった趣のある街。ヨーロッパ最大級の市場、リガ中央市場に買物に、そこは第二次世界大戦中にドイツのツェッペリン飛行船の格納庫だったものを市場に転用した、平和を象徴する場所だった。
◆リトアニアで4万本以上の十字架が立つ場所
4万本以上の十字架が立てられている「十字架の丘」ここはいったいどういった場所なのか?そして、参加人数200万人がバルト三国約600kmを手をつなぎ作った「人間の鎖」そのリトアニア側のスタート地点であるビリニュスで当時人間の鎖のに参加したという人物にインタビュー。ソビエト連邦崩壊の引き金となった独立運動のリアルをドキュメントします。