10月14日~10月18日

10月14日(月)
「未来を変える5G!そして米中の覇権争い」

ゲスト:近藤 大介(「週刊現代」特別編集委員)、三上 洋(ITジャーナリスト)

最近よく耳にする言葉「5G=ファイブ・ジー」。「第五世代移動通信システム」の略称だが、ピンと来ない人も多いはず。今回は「5Gって何?」から始め、5Gで暮らしや社会はどう変わり、どう便利になるのか?といった入門編から、5Gをめぐる世界覇権の争いの行方までを大特集する。自動運転や遠隔医療、在宅就業、農業や建設業での活用など、総務省も「5G活用で地方活性化を」と旗を振る。一方で、5G技術は軍事にも広く活用される。米国と中国が激しくつばぜり合いを展開しているのも、5Gの世界インフラをめぐる覇権争いに他ならない。利便性向上の裏で危険性を帯びるリスクや米中覇権争いまで、5Gの全体像を専門家と共に解き明かす。


10月15日(火)
「衛藤晟一大臣が生出演 北朝鮮船侵入に対策は?」

ゲスト:衛藤 晟一(内閣府特命担当大臣 / 自民党参議院議員)、古森 義久(産経新聞 ワシントン駐在客員特派員)

新閣僚の衛藤晟一大臣が生出演。「一億総活躍」から「領土問題」「沖縄・北方対策」「消費者・食品安全」「少子化対策」「海洋政策」と、6ジャンルを担当し諸課題に対応する。
衛藤氏は、第2次安倍政権の発足から約7年間、首相補佐官として北朝鮮の拉致問題などに進言。保守派の論客として知られる一方、障害者福祉や教育行政にも取り組んできた。国難と位置付ける少子化問題、そして、北朝鮮船による洋上での威嚇問題などを、衛藤大臣に聞く。


10月16日(水)
「介護休暇のススメ」

ゲスト:脇坂 明(学習院大学経済学部 教授)、宮原 淳二(株式会社東レ経営研究所 ダイバーシティ&ワークライフバランス 推進部長)

高齢化時代を迎え、今や老老介護は当たり前。年老いた親の介護をしているリタイア目前の世代や、働き盛りの会社員の中には「仕事との両立の難しさ」を感じている人が急増中だ。退職を余儀なくされるケースも、少なくない。
老後資金2000万円問題などもあり、できることならば働けるところまで働きたいと思っている人は、ではどのような人生設計をするべきなのか。そこで、まだまだ不十分とはいえ、法整備も進み始めた「介護休暇」や「介護休業」をいかに取得するのかがポイントになってくる。
今回は、シニア版の働き方改革で時代の先端を行く企業の取り組みや成功例などを紹介しつつ、「これからの介護の在り方」について考える。


10月17日(木)
「関電問題から日本の社会構造を考える」

ゲスト:大下 英治(作家)、須田 慎一郎(経済ジャーナリスト)

関西電力の幹部ら20人が、高浜原子力発電所のある福井県高浜町の元助役・森山栄治氏から総額3億2千万円分もの金品を受け取っていた問題は、今や永田町にも波及している。「若狭のドン」と呼ばれた元助役が影響力を持った背景とは?そして、産業界を始めとしてスポーツ界、政界...あらゆる分野に存在し、影響力を持ち続ける「ドン」とは一体?
あらゆる社会の「ドン」に取材を挑んできたゲスト二人とともに、「ドン」の存在とその条件、そして、そこから見える日本の社会構造の問題点と、もたらされる弊害について考える。


10月18日(金)
「日本の少子化対策と社会構造を探る」

ゲスト:伊藤 惇夫(政治アナリスト)

金曜日は、1週間のニュースを総括。BS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、月曜~木曜ゲストの注目発言を、各界論客と共に振り返る。
今回の注目発言は、火曜日と木曜日の放送から。火曜日は、衛藤晟一・内閣府特命担当大臣を招き、沖縄・北方領土問題といった6政策を担当するにあたり、どのような意気込みで臨んでいるのかなどを聞いた。
木曜日は、関西電力の金品受領事件から、ジャーナリスト達と「日本の社会構造」を考えた。