9月30日~10月4日

9月30日(月)
「再登板、高市早苗総務大臣に全部聞く!」

ゲスト:高市 早苗(総務大臣 / 自民党衆議院議員)

第4次安倍再改造内閣が発足した。その顔ぶれは、一部で「お友だち内閣」と揶揄する向きもあるも、実態としては首相の「気心の知れた側近」で固めた、実務型内閣とも言える。
その一人として再登板となったのが、高市早苗総務大臣だ。総務大臣の管轄は、行政制度の管理運営、地方自治、ふるさと納税、情報通信、電波利用、郵便事業など、多岐に渡る。
このカバー範囲の広い要職に、高市氏が再登用された狙いはどこにあるのか?また、高市氏は自民党初の「サイバーセキュリティ対策本部長」を務め、今年5月にはサイバーテロに備えた提言をまとめている。その知見はどう生かされるのか?
その他にも総務省には、「携帯料金値下げ」の課題や、NHKのネット配信に伴う受信料問題など、国民に身近で関心の高い課題が山積。高市大臣に、その全てを聞く!


10月1日(火)
「加藤勝信厚労相に聞く 社会保障のあるべき姿は?」

ゲスト:加藤 勝信(厚生労働大臣 / 自民党衆議院議員)

新閣僚の加藤勝信 厚生労働大臣が出演する。
安倍政権は、全世代型社会保障の検討会議で、消費税を財源の一つとする年金・医療・介護を含む幅広い分野の改革議論をスタートさせた。その一翼を担う加藤厚労相は、第2次安倍政権以降、「官房副長官」や「1億総活躍相」など、首相の側近として要職を歴任してきた経歴を持つ。
今回の社会保障会議では、高齢化社会を迎える中で、給付と負担の見直しなど"痛みを伴う改革"にどこまで踏み込めるのか、その手腕が問われる。「ポスト安倍」候補の一人に名前も挙がる加藤厚労相に、社会保障改革のあるべき姿を聞く。


10月2日(水)
「枝野代表に聞く 臨時国会に挑む野党の戦略」

ゲスト:枝野 幸男(立憲民主党代表 / 衆議院議員)、中北 浩爾(一橋大学大学院社会学研究科 教授)

今回は、立憲民主党代表の枝野幸男代表をスタジオに招く。今月4日から始まる臨時国会では、消費税率10%引き上げ後の経済政策や社会保障改革などを巡り、与野党の論戦が交わされる見通しだ。野党側は、立憲・国民などで170人超の統一会派を結成して挑む。
しかし、憲法審査会開催の可否、4年前に成立した安全保障関連法案を巡る問題、東アジア情勢や中東情勢に米中の対立などの問題が山積する外交......など、各方面の政策で意見が食い違う野党各党の足並みを揃えることはできるのだろうか?更には、年内の衆院解散・総選挙の可能性、そしてその対策などについても、枝野代表に直撃する。


10月3日(木)
「熊本地震から3年半 創造的復興とは?熊本の今」

ゲスト:蒲島 郁夫(熊本県知事)、くまモン(熊本県営業部長 兼 しあわせ部長)

2016年4月、震度7の地震が二度も熊本県を襲い、関連死を含め死者は267人、被害総額は4.6兆円にも上った。あれから3年半......。熊本県は「創造的復興」を掲げ、様々な取り組みを行ってきた。
そうした結果、熊本のシンボル・熊本城の復旧事業は、今月から「特別公開」が可能なまでになった。また、熊本県がラグビーワールドカップの開催都市のひとつにもなり、世界に対して元気になった熊本をアピールしている。更に、来月30日からは『2019女子ハンドボール世界選手権大会』も、熊本県を会場に開催される。
一方では、震災の経験を語り継ぐなどの取り組みもなされ、そうした熊本県のスタンスは、天災に相次いで見舞われるようになった日本の他自治体にとっても、大いに参考になるものだ。蒲島熊本県知事と"くまモン"をスタジオに迎え、「熊本の今」から日本の未来を考える。


10月4日(金)
「安倍新内閣の閣僚に聞く」

ゲスト:元村 有希子(毎日新聞論説委員)

金曜日は、1週間のニュースを総括。BS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が、月曜~木曜ゲストの注目発言を、各界論客と共に振り返る。
今週は、第4次安倍改造内閣の新閣僚が続けて登場。月曜日は、再登板となった高市早苗総務大臣に、携帯電話の料金設定問題や、「ふるさと納税」を巡る地方自治体の問題、また依然として全体像が見えない「かんぽ生命」の問題などについて聞き、火曜日は、安倍首相の側近でポスト安倍の一人とも言われている加藤勝信厚生労働大臣に、これからの社会保障制度の在り方などについて聞いた。