第39回  紅葉の東福寺~美の世界への誘い~

今回は、京都東山南部に位置する臨済宗大本山・東福寺を取り上げる。東福寺は、京都でも有数の紅葉の名所として知られている。鎌倉時代に摂政、関白に就任した九条道家によって創建され、京都五山の一つに数えられる由緒ある寺院。中でも境内にそびえ立つ国宝・三門は、禅宗の三門としては、現存最古、最大の三門と言われている。そして、何と言っても忘れてはならないのが、辺り一面渓谷の紅葉が美しい通天橋からの眺め。緑、赤、黄金色に輝く様は「錦の雲海」とも呼ばれている。番組では、秋の訪れを感じながら、通天橋をはじめ、境内にある3つの橋や庭園の魅力、国宝・龍吟庵(りょうぎんあん)方丈などの表情を追う。そして、東福寺が桜の名所から紅葉の名所へと変わったという大涅槃図の逸話、更には、この秋特別拝観を行う塔頭寺院「一華院」、「天得院」にも訪れ、紅葉美の世界・東福寺の魅力を探って行く。

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tofukuji©Akira+Nakata
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