第11回  伝統早慶戦 止めろ12連敗 慶大ホッケー部女子

kiraboshi_11.jpg 慶應義塾大学体育会・女子ホッケー部は、部員のほぼ全員が大学からホッケーを始めたチームだが、たゆまぬ努力で関東学生リーグ1部で活躍している。そんなチームを率いるのが、キャプテンの祖山彩夏(そやまあやか)。 ひと際小柄ながら、部員を支え信頼されている彼女には、絶対に勝ちたい試合があった。それが、大正13年から続く伝統の一戦「早慶戦」だ。しかし早稲田大学に対しては、チームは現在12連敗中という泥沼にあった。 次の早慶戦が彼女にとっての競技の集大成であり、引退試合。「キャプテンのためにも絶対勝ちたい」と、チームメイトも口を揃える。......悲願の勝利を手にすることは、できたのか?