1月20日~1月24日

1月20日(月)
「中東情勢の行方!軍事衝突は回避出来たのか」

ゲスト:田中 浩一郎(慶応義塾大学大学院 政策・メディア研究科 教授)、渡部 恒雄(笹川平和財団 上席研究員)

米軍によるイラン革命防衛隊の司令官暗殺により、年明け早々緊張が走った中東情勢。イランによる米軍基地への報復攻撃があったものの、その被害は少なかったとされ、トランプ大統領も更なる武力行使を踏みとどまった。
だがその後、イランがウクライナの民間機を誤爆、さらにイラン国内では、反政府デモも続いている。
目下、秋の大統領選での再選を強く意識していると言われるトランプ大統領。一連の対イランの動きは、自らの人気浮揚のためだったのか?そして両国との関係が良好な日本が打つべき手立てとは、一体何なのか?専門家に聞く。


1月21日(火)
「北朝鮮対米戦略の思惑 核ミサイル脅威増すか?」

ゲスト:磐村 和哉(共同通信社編集委員 兼 論説委員)、礒﨑 敦仁(慶應義塾大学法学部 准教授) 

米軍によるイラン革命防衛隊司令官の殺害で米国とイランの緊張が続く中、目下北朝鮮も、対米警戒を強めていると見られている。北朝鮮は一体どんな対米戦略に出るのか?
金正恩委員長は、核実験や大陸間弾道ミサイル発射の再開も示唆し、制裁解除に応じない米国を挑発。非核化交渉では「米側の譲歩が必要」と、強気の姿勢を崩さない。
米国によるイランへの対応を目の当たりにした金委員長は、次に何を仕掛けようとしているのか?北朝鮮の官製メディア「労働新聞」も読み解きながら、その思惑に迫る。


1月22日(水)
「『貯筋』で健康寿命を延ばそう」

ゲスト:沢井 史穂(日本女子体育大学 スポーツ健康学科 教授)、田中 茂穂(国立健康・栄養研究所 栄養・代謝研究部 部長)

加齢とともに衰える筋肉・筋力。健康寿命を延ばして心豊かな生活を送るためには、筋肉を一定水準以上、維持していくことが大切だ。そこでポイントとなるのが、筋肉を鍛え貯めておく「貯筋」。この「貯筋」をしておけば、生活の幅が広がるだけでなく、万が一入院して寝込むことがあっても、早く回復できるという。
「筋肉を鍛える」と聞くと大げさに考えがちだが、日々のちょっとした運動で「貯筋」は可能。家庭でできる「貯筋」運動の方法と、食事や栄養面でどのような点に気を付ければいいのかを、専門家に聞く。


1月23日(木)
「間に合うのか?就職氷河期世代の支援」

ゲスト:石川 昭政(自民党 衆議院議員)、飯田 泰之(明治大学政治経済学部 准教授)

政府は、いわゆる「就職氷河期世代」の支援に、今後3年間で650億円超を投じる方針を決めた。しかし、「10年遅かった」という声も挙がっている。
その「就職氷河期世代」は、「ロストジェネレーション」とも呼ばれ、今年36~50歳の世代。1970年から1984年にかけて生まれ、1990年代半ばから2000年代前半に社会に出た世代を指す。
この世代には「団塊ジュニア」が含まれるため、相対的に人口も多く、正社員になれないまま40代を迎えた人も数多い。本来、彼らが親である団塊世代を支えるはずだったが、逆に親にパラサイトせざるを得ないケースも多々ある。
この世代が高齢者になったときの社会保障は、もはや壊滅的であるという予想も。政府の支援策を検証し、これからすべき支援の形は何なのかを考える。


1月24日(金)
「健康寿命を延ばす方策と就職氷河期世代の未来」

ゲスト:江上 剛(作家)

金曜日の『インサイドOUT』は、BS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が1週間のニュースを振り返り、各界の専門家やオピニオンリーダーが、月曜から木曜日のゲストの注目発言を読み解く。
今週水曜日の特集は、筋肉を鍛え貯めておくという「貯筋」について。健康寿命を延ばして心豊かな生活を送るためには、筋肉を一定水準以上維持していくことが大切で、そのポイントとなるのが、この「貯筋」。これにより生活の幅が広がり、万が一入院して寝込むことがあっても、早く回復できるという。
木曜日は、今年36~50歳を迎える「就職氷河期世代」を支援する政府の政策について、与党議員と経済の専門家に聞いた。