2月10日~2月14日

2月10日(月)
「"新型コロナウイルス"による肺炎の猛威」

ゲスト:上 昌広(医療ガバナンス研究所 理事長)、富坂 聰(ジャーナリスト / 拓殖大学海外事情研究所 教授)

新型コロナウイルスによる死者数は増え続けている。WHOは「世界的流行にはなっていない」との見方を続けているが、4月までの3カ月で対策費約740億円が必要と試算している。果たして、本当の「世界的な影響」はどうなるのか?
また、発生源である中国では、初動でどのような問題があったのか?そして、我々が感染から身を守り、これ以上拡大させないためにはどうすればいいのか? さらに、今夏の東京オリンピック・パラリンピックを控えた日本への今後の影響は?専門家を交えて分析する。


2月11日(火)
「新型肺炎で習氏訪日は? 北朝鮮は国家存亡危機」

ゲスト:佐藤 正久(自民党外交部会長代理 / 参議院議員 / 前外務副大臣)、李 相哲(龍谷大学社会学部 教授) 

新型コロナウイルスの感染拡大は、政治・外交日程にも影響を及ぼし始めている。4月には、中国の習近平国家主席の国賓来日も控えているが、政府は今の所、その日程は「予定通り」だと語る。しかし、今後はどのような展開が予想されるのか?
また、新型肺炎に神経を尖らせるのが、中国と国境を接する北朝鮮だ。目下、中国人観光客の入国を禁止すると共に、「国家存亡に関わる」として最大限の警戒態勢に入り、韓国側との唯一の接点である開城の南北共同連絡事務所も閉鎖した。
新型肺炎問題をめぐる中国・朝鮮半島の最新情報を知り、今後の対応を探る。


2月12日(水)
「眠りの借金!『睡眠負債』解消の秘訣」

ゲスト:梶本 修身(東京疲労・睡眠クリニック院長)、松井 宏夫(医学ジャーナリスト)

中高年の3人に1人が悩みを抱えているという「睡眠」。「寝つきが悪い」「夜中に目が覚めてしまう」などで睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすことを「睡眠負債」と呼ぶ。
この「睡眠負債」は自律神経機能の老化によって引き起こされるものであり、自律神経の機能を高めれば質の高い、良い睡眠が得られるという。
そこで、最新の研究で明らかになった睡眠の新常識を紹介し、食や入浴、生活面の改善法など、ぐっすり入眠できる秘訣を専門家に伺う。


2月13日(木)
「自民党、安倍一強に変化?」

ゲスト:村上 誠一郎(自民党衆議院議員 / 元行革担当大臣)、角谷 浩一(政治ジャーナリスト)

新型肺炎対策に「桜を見る会」問題、IR疑惑などなどを巡り、与野党の国会論戦が過熱化している。予算案成立に向け、慎重に審議を進める政府・与党だが、実は自民党内にも火種がくすぶっている。
まずは、4月に予定される中国・習近平国家主席の国賓来日。香港やウイグル、チベットでの人権弾圧に対しての間違ったメッセージにならないのかと、自民党内の保守派からは、公然と異論が上がっている。
さらに、党本部から河井案里参議院議員への、破格と言える1億5千万円もの選挙資金支援にも、説明を求める声が。安倍首相は、こうした党内の動きにどう対応するのだろうか?もっとも、過去にも自民党は激しい党内抗争を経て、最後は一致団結するという歴史を繰り返してきた。安倍一強に変化が見えてきたのは、「本来の自民党の姿」なのだろうか?


2月14日(金)
「1週間の振り返り」

ゲスト:伊藤 惇夫(政治アナリスト)

金曜日の『インサイドOUT』は、BS11解説委員の二木啓孝とBS11アナウンサーの八木菜緒が1週間のニュースを振り返り、各界の専門家やオピニオンリーダーが、月曜から木曜日のゲストの注目発言を読み解く。
火曜日は、新型コロナウィルス問題をめぐる中国・朝鮮半島の最新情報を、自民党参議院議員の佐藤正久前外務副大臣に聞いた。
木曜日は、歴代最長となった安倍政権の行方について、自民党衆議院議員の村上誠一郎元行政改革担当大臣に聞いている。