第1話  初めての診療

joi_01.jpg 時は明代中期。徐侍郎の屋敷で大奥様の誕生日の祝宴が開かれる。実は息子の嫁選びも兼ねており、大勢の良家の子女がお祝いに訪れていた。父の代わりに贈り物を届けに来た杭允賢は徐府の庭にあった鉄皮石斛という珍しい薬草を見つける。そこへ見知らぬ男が現れ、下女の紫蘇に刀を突きつけ、薬草を寄こせと要求。允賢はその男が毒に当たって危険な状態であると見て、解毒を施す。