第2話  医術にかける思い

joi_02.jpg 家訓で禁じられている医術で人を救った杭允賢。父に厳しく叱責され医書を焼かれても、医術への情熱は冷めることがない。ところが允賢が処方した薬が誤っていたため、患者は体調を崩してしまう。落ち込む允賢に、祖母は薬王菩薩への参拝を提案する。紫蘇を伴い訪れた永慶庵では、住職の静慈師太が貧しい病人を受け入れていた。効き目のない治療を見かね、允賢はつい口を出してしまうが...。