第7話  兄と弟

joi_07.jpg 放免されて屋敷に戻った允賢だが、2人を死に追いやった罪悪感から部屋にこもり読経の日々を送る。允賢のことが気になる英宗・朱祁鎮はお忍びで杭府を訪れ、徐侍郎が允賢への腹いせで、牢の給仕係をたたき殺したと紫蘇から聞かされる。腹立たしい思いを抱えたまま、皇帝は皇太后に軟禁されている弟の祁鈺を密かに訪ね、皇太后との確執の理由を話し、祁鈺に自分と皇太后の間に立ってくれるよう頼む。