5月25日~5月29日

5月25日(月)
「ITで再興!"コロナ時代"の地方戦略」

ゲスト:熊谷 俊人(千葉市長)、北川 正恭(元三重県知事 / 早稲田大学名誉教授)

2月27日に安倍首相が要請した小中高校の「全国一斉臨時休校」に対して、その夜に発信されたツイートが注目を集めた。
「医療関係者など社会を支えている職種の親はどうするのか。社会が崩壊しかねません」。発信者は熊谷俊人・千葉市長。熊谷市長はその後もツイッターを用いて、千葉市の独自戦略を発信し続けている。
ITを駆使して「国と地方自治体との理想の関係」を追求する熊谷市長に、「コロナ時代に求められる地方戦略とは何か」を聞く。


5月26日(火)
「全面解除で新たな課題 第2波見据えた対策は」

ゲスト:国光 あやの(自民党衆議院議員)、山井 和則(衆議院議員 / 元厚生労働大臣政務官)

「緊急事態宣言」解除後の社会をいかに構築するのか、新型コロナを取り巻く課題は山積している。経済・社会活動が再開される中、医療体制はどうするのか?感染対応で滞っている「通常の医療」を元に戻しながらの再流行への備えや、PCR検査の拡充など、体制強化が喫緊の問題となる。
さらに政府は、「経済活動の段階的再開に向けた指針」も示したが、その効果はいかに?第2波への懸念が払拭されない中、新たな段階に入った感染対策と経済活動について、医療行政に詳しい与野党の国会議員に聞く。


5月27日(水)
「全人代開幕!今後の中国情勢を読み解く」

ゲスト:興梠 一郎(神田外語大学外国語学部 教授)、柯 隆(東京財団政策研究所 主席研究員)

コロナウイルス感染拡大で延期となっていた中国の国会=全国人民代表大会が、2か月半遅れで開幕した。GDP成長率目標の発表を見送るなど異例の幕開けとなったが、この全人代は中国経済復活への足掛かりとなるのか?そして悪化する一方の米中関係に、打つ手はあるのか?
加えて、デモが続いた香港に「国家安全法」の導入を強行した中国・習政権に対しては、世界からの批判も強まっている。波乱含みの全人代から、今後の中国情勢と日本への影響を読み解く。


5月28日(木)
「緊急事態宣言解除と心のケア」

ゲスト:尾崎 治夫(東京都医師会 会長)、下園 壮太(メンタルレスキュー協会 理事長 / 元陸上自衛隊衛生学校 心理教官)

7週間続いた緊急事態宣言も、全国的に解除された。しかし、これで生活がすべて元に戻る訳でもなく、自粛生活のストレスで心に変調をきたしている人も多い。
特に気になるのが、医療従事者の心労だ。戦地から帰還した兵士が起こすうつ症状を「帰還兵うつ」と言うが、未知のウイルスと対峙して高いストレスを受け続けてきた医療従事者たちには、同じ症状が起こり得る。さらに、医療従事者への偏見や差別といった無理解も世間に蔓延し、一層その心を蝕んでいると考えられる。
今後必ず起こると言われる第2波に備えるために、医療従事者に、そして私たちに必要な"心のケア"とは何か?


5月29日(金)「タカラベnews&talk」
「令和を駆け抜ける経営者12人の名言」

今回は、これまで番組ゲストに迎えた12人の経営者たちの名言集を送る。
東日本大震災の教訓から他に先駆けてテレワークを取り入れていた企業や、経営危機を乗り越えた企業、また前人未踏の宇宙ビジネスに挑戦しているベンチャー企業など、個性豊かな企業経営者たちが語った"真実"とは?
またニュースコーナーでは、アフターコロナに立ち向かうトヨタ自動車の姿勢や取り組みを紹介する。