第12話  雪の大晦日

joi_12.jpg 兄の祁鎮に「結婚の約束をした人がいる」と打ち明けた祁鈺は、元宵節に灯籠を見に行くよう助言される。早速、祁鈺から誘いが届き、うれしさを隠せない允賢。時は大晦日。宮中では年越しの宴が催されていた。しかし子がないことを巡り、祁鎮と皇太后が諍いを始める。立腹して宮中を出た祁鎮が見たのは、粥を配る允賢の姿だった。大雪の中、杭府の前で座り込む祁鎮に、允賢は食べ物と酒を与える。