第19話  不吉な予兆

busokuten_19.jpg 自害した殷徳妃への恩情を乞うべく李世民の元を訪れていた韋貴妃と楊淑妃だったが、そこへ長孫無忌も現れる。長孫は2人に国事に口を出さぬよう忠言するも、李世民の意向で、謀反に加担したことを伏せたまま徳妃は手厚く葬られることとなる。一方唐の都には白昼に太白星が出現し、民の間に悪い噂が流れ始めていた。噂を払拭するため、陛下は欽天監の李淳風にこの天象の解明を求めるも、導き出された解決策は驚くべきものだった。