第30話  捕虜になった皇帝

joi_30.jpg 皇帝がオイラトに捕らえられたとの一報に皇宮は騒然となる。国庫から皇帝の身代金50万両を出せぬのなら自分が出すと言う皇后。嫁入り道具の宝飾品や髪に挿していた簪さえも差し出して、祁鈺に涙ながらに祁鎮を助けだすよう頼み込む。明が50万両を渡すと、今度は100万両を要求してきたオイラト。自身の郕州の領地を渡してでも祁鎮を助けようとする祁鈺に、皇太后は郕王の帝位継承を提案するが、祁鈺はこれを却下する。