第34話  死の淵をさまよう祁鎮

joi_34.jpg 自分の女になれという言葉と共にエセンに襲われかけた允賢に、祁鎮は何があっても命だけは絶つなと説得する。するとエセンが現れ、祁鎮がすでに皇帝の座を失っていることを告げてしまう。受け入れがたい現実に大量の血を吐き、ついには昏睡状態に陥る祁鎮。焦る允賢に、トブハは牛を使ったモンゴルの治療法を試させ、それが功をなして祁鎮は再び息を吹き返す。ところが程なくしてエセンは帝位奪還を掲げて祁鎮を連れ北京へ出陣する。