7月13日~7月17日

7月13日(月)
「『国家安全維持法』成立で香港はどうなる?」

ゲスト:倉田 徹(立教大学法学部 教授)、瀬口 清之(キヤノングローバル戦略研究所 研究主幹)

中国政府が異例の速さで成立させた「香港国家安全維持法」。そして香港当局は、同法への抗議デモ参加者300人以上を即日逮捕した。今後は中国政府が直轄の治安組織を香港に設置し、あらゆる抗議活動を取り締まる。
2047年まで維持されるとしていた、国際公約の「一国二制度」は崩れ去ってしまった。今後、「国際金融センター」としての香港はどうなるのか?日米を含む自由・民主主義国家はこの状況にどう対峙すべきなのか?そして、自由を奪われた香港市民の命運は?
様々な角度から、専門家と共に香港の現状と今後を分析する。


7月14日(火)
「中国と北朝鮮の軍事脅威 日本の外交・安保戦略は」

ゲスト:鈴木 馨祐(外務副大臣 / 自民党衆議院議員)、河野 克俊(前統合幕僚長)

コロナ禍の間隙を突き、中国が海洋侵出を加速させている。台湾や尖閣諸島周辺では、軍事演習などの挑発行為を繰り返して緊張を高め、香港から自由を剥奪する「香港国家安全維持法」への世界の批判に対しても、過激で好戦的な外交姿勢「戦狼(せんろう)外交」を展開して、相手国を容赦なく威圧している。
一方、対米交渉で進展がない北朝鮮は、金正恩委員長に代わって妹・与正氏が過激な言動に出ている。
中国の覇権主義と北朝鮮の核ミサイルの軍事脅威に、日本はどう対処すべきか?日本の外交・安保戦略を聞く。


7月15日(水)
「今こそ知っておきたい体温と健康維持」

ゲスト:早坂 信哉(東京都市大学人間科学部 教授)、石原 新菜(イシハラクリニック副院長 / 健康ソムリエ講師)

新型コロナウイルス感染防止のため、様々な場所で検温が日常的に行われるようになった。そんなウイルス感染や罹患などの状態をいち早く知るバロメーターである体温は、免疫細胞や代謝機能の活性化にも大きく影響している。
ところが今、現代人の平均体温は下がっているという調査報告がある。低体温は、体の不調を引き起こしかねない。だが、実は日頃の生活習慣で簡単に平均体温を理想値に上げるる方法もあるのだとか。
今こそ知っておきたい"体温と健康維持の関係"について、専門家に聞く。


7月16日(木)
「天災や疫病に負けぬ農業の構築」

ゲスト:齋藤 健(元農林水産大臣 / 自民党衆議院議員)、三輪 泰史(日本総合研究所 創発戦略センター エクスパート)

コロナ禍と豪雨被害でダブルパンチを受けた、日本の農業。食糧供給の要であるにも関わらず、他にも農業をめぐる問題は山積している。
高齢化と担い手不足という構造的問題に伴う労働力不足、販路の縮小...そしてコロナ禍による経済そのものの低迷も加わり、家族経営の小規模農家への打撃はさらに増大しそうだ。
だがこのままではいけないと、人材マッチングで労働力や後継者を確保したり、販路を拡大したりといった、ITを駆使した新たな対策も始まっている。コロナ禍や天災に負けない農業を、いかに構築すべきか?現場取材を通して考える。


7月17日(金)「リベラルタイム」
「Jリーグの積極果敢なチャレンジ」

ゲスト:村井 満(Jリーグチェアマン)

新型コロナウイルスの影響で、今年2月以降のサッカーJリーグ、J1・J2の公式戦は中断されていましたが、6月27日にJ2が再開、そしてJ3が開幕し、今月4日にはJ1の試合が無観客で再開されました。そしてついに今月10日からは、最大5000人の観客を入れての公式戦がスタートしています。
Jリーグ再開にあたっては、どのような対策が練られてきたのでしょうか。今回は「Jリーグの積極果敢なチャレンジ」と題して、村井満チェアマンに話を伺います。