第61話  李世民の遺詔

busokuten_61.jpg 武媚娘は高陽公主の何気ないひと言から流産の原因を突きとめ、下手人を割り出す。高陽公主は復讐のために後宮に入るよう武媚娘に勧めるが、李世民との愛を理由に断られてしまう。だがそんな武媚娘に高陽公主は李世民の遺詔を見せ、現実をつきつける。そして皇宮に留まるためにも甘露殿へ行き、李治から封号を与えてもらうよう再び諭す。しかし遺詔を読んだ武媚娘は激しく動揺し、そのまま部屋を飛び出してしまうのだったが...。