第68話  女児誕生

busokuten_68.jpg 王皇后は李治の持病を治そうと、明崇儼という道士に鍼治療をさせる。すると李治の頭痛が改善したため、王皇后は明崇儼を絶賛する。だが明崇儼は自分の得意技は鍼治療ではなく、呪術であると明かす。一方、武媚娘は王皇后と長孫無忌への逆襲を開始する。まず「内訓」と題した御妻の心得を執筆して周囲に配布し、王皇后と蕭淑妃の怒りを煽る。また李義府は「氏族志」の改編を奏上し、関隴集団の怒りを買ったうえで、廃后をも奏上する。