第70話  高陽公主への疑念

busokuten_70.jpg 高陽公主に疑念を持った武媚娘は、李義府に高陽公主と往来のある者を調べさせる。李義府は、普段往来のあった李恪と高陽公主が、李恪が宋州に配されてから音信を断っていたことを突き止め、武媚娘に報告する。その報告を受けた武媚娘は、李忠から皇太子の座を奪わないことを条件に、長孫無忌から李恪の動きを聞き出す。条件をのんだ長孫無忌は、武媚娘に李恭が殺されたことを例に挙げ、李恪には二心があると告げるのだった。