第76話  敵が知己に

busokuten_76.jpg 長孫無忌は泰山での封禅を武媚娘が執り行うことを奏上する。李治と武媚娘は、門閥の勢力を削った武媚娘を長孫無忌が推挙したことに疑念を抱く。だが大臣らの不信感を招くことを恐れた武媚娘は、危険と知りながら提案を受け入れ泰山へ向かう。案の定、媚娘の前に刺客が現れるが、なんと刺客が矢を放とうとした瞬間 弦が切れ、事なきを得る。そんなある夜、許敬宗の元に密書が届き、武媚娘刺殺に関する計略が明らかとなるのだった。