第79回  お手製鍋で冬を満喫!太田和彦流 ひとり家呑み道 第3弾!

ひとり家呑み道 第3弾

日本中の居酒屋を巡り、隠れた名店を数多く紹介してきた、居酒屋探訪家の太田和彦さん。今宵は、前回・前々回も大好評だった、太田流「家呑みの極意」第3弾! 簡単にできるお手製鍋を、たっぷりご紹介します。

今回の家呑みは「外国ビール」の飲み比べからスタート。ドイツ、チェコ共和国、ベルギーのビールで、まずは喉を潤しました。
続いて取り出したのは、時を重ねた日本酒の熟成酒...「古酒」の数々! 太田さんは、独特の芳しい香りとコシの強い切れ味が特徴の「菊姫・山廃吟醸」を封切りしました。
21年前に醸された菊姫は、今や黄金色に輝いていました。太田さんも、その味にうっとり。曰く「シーンとした谷底で、月の光を見ながら飲んでいるような酒」だとか...。

そして、「太田流ひとり鍋」。具材は2種類のみでシンプルに...。自分が自分のためだけに作る喜びを味わうことが大切だということです。
まずは、過去に取材で訪れた京都『いさきち』の鍋を参考にした「太田流油揚げと水菜の小鍋」。昆布を出汁に、醤油を適量。その味に、思わず太田さんの顔もほころびます。
さらに、東京・新橋の『穂椋』で感銘を受けた「葱鮪鍋」にも挑戦です! 鮪は中トロ、ネギは焦がして香ばしさを出しました。これまた大成功! 他にも、「あさりと大根の小鍋」「鱈豆腐の小鍋」が登場します。

寒い冬にはぴったり! 家呑みのための"ひとり鍋"の極意をお伝えします!