2021年1月4日~1月8日

1月4日(月)
「展望!2021 世界を待ち受ける難題とは?」

ゲスト:出口 治明(立命館アジア太平洋大学 学長 / ライフネット生命保険 創業者)

2020年は新型コロナ感染が世界を覆い、日本での五輪・パラリンピックを延期に追い込み、多くの感染者と経済的打撃を生んだ。
一方、"トランプ現象"に象徴される国家や国民の間に起きている「分断」は、欧米をはじめ世界中に深い傷を残した。
果たして2021年は、どんな年になるのだろうか? 乗り越えるべき課題とは?
歴史に関する著書を多数執筆し、ベストセラーを世に出した出口治明さんと共に考える。


1月5日(火)
「展望!2021 今年の世界情勢を読み解く」

ゲスト:森本 敏(元防衛相 / 拓殖大学総長)、真田 幸光(愛知淑徳大学ビジネス学部教授)

世界を大混乱に陥れた新型コロナは、2021年も国際社会に大きな影響を与え、世界各国は感染対策と経済活動の両立という難題に立ち向かう。極めて不安定かつ不安な情勢の下、1月20日に米国でバイデン新政権がスタートする。だが、米民主党内抗争や議会のねじれが予想されるなど、バイデン政権の前途は多難だ。
一方、中国は今年、中国共産党が結党100周年を迎える。覇権主義を強める習近平体制は米国・日本に安全保障・経済などで、何を仕掛けてくるのか。2021年、激動の世界情勢を読み解き、日本が取るべき針路を聞く。


1月6日(水)
「展望!2021 コロナ禍の現状と今後」

ゲスト:武見 敬三(自民党新型コロナウイルス対策本部 本部長代理 / 参議院議員)、二木 芳人 (昭和大学医学部客員教授)

新型コロナウイルス「第3波」の脅威にさらされながらの異例の年越し。迎えた2021年、国民の誰もが不安に感じているのは「感染拡大は抑えられるのか」「コロナ禍はいつまで続くのか」だ。感染拡大から丸1年。見えてきたこととは?
感染拡大を抑えるために優先すべきことや、「ワクチン」接種開始の見通し、さらに欧州で拡大中の変異種の脅威や、東京を中心に続く高止まりの現状など新型コロナの最前線を探りながら、「コロナ禍の現状と近未来」について専門家と検証する。


1月7日(木)
「展望!2021 選挙イヤーに考える『リーダー像』とは?」

ゲスト:御厨 貴(東京大学先端科学技術研究センター フェロー)、三浦 博史(選挙プランナー)

2020年、高い期待のもとで菅義偉内閣が誕生したものの、経済の悪化を慮るあまりか、コロナ対応を巡っては時機を逡巡する姿勢が目立ち、内閣支持率を急落させた。心機一転、この2021年こそは首相としての指導力を発揮できるのか?コロナ危機に立ち向かうリーダーの、あるべき姿を考える。
また、今年はいわゆる選挙イヤー。日本初の"選挙プランナー"をゲストに迎え、衆議院選挙の行方を占う。さらに、今月中旬には通常国会も開幕するが、政府批判に明け暮れてきた野党は「政策立案能力」を示し、充実した国会論戦に臨むことができるのか? コロナ対応を含めた内政や衆院選について、専門家が直言する。


1月8日(金)「リベラルタイム」
「官房長官の役割」

ゲスト:加藤 勝信(内閣官房長官 / 自民党衆議院議員)

1日2回、午前と午後に記者会見を行う内閣官房長官。去年9月に就任した加藤勝信官房長官は、これまで自民党総務会長、一億総活躍担当相、厚生労働相を歴任していますが、「官房長官」という職は、一般大臣とはどう違うものなのでしょうか。そこで今回は「官房長官の役割」と題して、官房長官としての仕事、さらに2021年の日本の経済・政治動向についても話を伺います。

※1月のみ、第2・第4金曜日に「リベラルタイム」を放送いたします。