第66回  冬の京都・昔ばなしの旅~浦島太郎や鬼伝説を生んだ地~

むかしむかし、あるところに...。昔話の出だしと言えばこのフレーズで始まるが、あるところとはどこか。今回は、京都北部の丹後半島から大江山を越えて福知山を訪ね、昔話のルーツをめぐる。
まずはじめに向かったのは、日本最古の浦嶋伝説が残る浦嶋神社。1200年近くの歴史を持つこの神社には、浦嶋伝説を一枚の絵にまとめた掛け軸が保管されている。そこに描かれている物語は、よく知る「浦島太郎」の昔話とは少し違うそう。神社に伝わる浦嶋伝説とはどんな物語なのか?さらに神社に伝わる玉手箱の中身とは?
次に向かったのは、風光明媚な港町である宮津市。こちらには、「日本三景」の1つ「天橋立」がある。この地方には龍にまつわる昔話がいくつも伝わっているという。いったいどんな伝説なのか?さらに雪舟が描いた国宝「天橋立図」の謎にも迫る。
最後に訪れたのは、福知山市大江町。こちらには、3つの鬼退治伝説が残る。鬼の好物どぶろく酒にも触れつつ土地に伝わる昔話を紐解く。
土地に伝わるグルメも紹介しながら昔話ゆかりの地をめぐる。

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