第6話  新しい妃嬪

nyoiden_06.jpg 如懿の侍女・阿箬(あじゃく)は、如懿だけが皇帝直筆の扁額(へんがく)を賜ったことを内務府(ないむふ)で自慢げに言いふらす。その話は富察皇后や慧貴妃(けいきひ)の耳にも入り、嫉妬にかられた慧貴妃は、自分も直筆の扁額を手に入れようと乾隆帝に直談判に行く。如懿だけを特別扱いするなと、扁額をねだられた乾隆帝は、后妃たちそれぞれに書を下賜(かし)する。そんなある晩、執務を終えた乾隆帝は夜伽(よとぎ)の相手を後宮の后妃から選ばず、琵琶奏者の白蕊姫を呼べと王欽(おうきん)に伝えるのだった。