第3話  母の思い

miyue_03.jpg 楚王の命で後宮に戻ることができた向妃だったが、王后への復讐を果たすため毒を飲んで自害を図る。向妃が死の瀬戸際、毒を盛ったのは王后だと楚王に告げたことで、王の怒りを買った王后と太子は地位剝奪の危機に陥る。 莒姫はミーユエの弟、羋戎が太子の座を奪えると期待を膨らませるが、突然楚王が病に倒れ崩御してしまう。結局、太子の羋槐が楚王として即位し、王后は大王の母、威后としての地位を手に入れる。そして威后は先王の墓に共に殉葬する者の名簿にミーユエと羋戎の名を追加するのだった。