第11話  命の恩人

miyue_11.jpg 魏美人は南后に教えられた通り鼻を隠して楚王に仕えていたが、楚王の体臭を嫌って鼻を隠しているという南后の妄言を信じた楚王は、魏美人を鼻そぎの刑に処す。 ミーユエの幽閉場所を知った黄歇は救出に向かう。同じくして駆けつけた羋姝の助けも得て命を取り留めたミーユエは、黄歇と生涯添い遂げることを誓う。 秦王は羋姝との縁談をまとめるため再び楚を訪れるが、その目的は合従の阻止と楚との同盟で、張儀に助言を求める。魏夫人の件で魏と楚の関係は悪化、6国の合従には暗雲が立ち込めていた。