第9話  守りきれなかった命

sangokushi_09.jpg 兄・劉協(りゅうきょう)の子を身ごもっていた董妃(とうひ)の死を知った劉平(りゅうへい)は、助けることができなかった責任を感じていた。自分が無能であるがゆえ犠牲が生まれ、弱すぎる自分が憎いと涙する劉平を伏寿(ふくじゅ)は慰める。ようやく癒やされた劉平だったが、それも束の間。実は伏寿や楊修(ようしゅう)たちが董承(とうしょう)を利用していたのだと気付き...。