第28話  守るべき分

miyue_28.jpg 孟嬴と共に北の離宮を訪ねたミーユエは、嬴夫人から大王の寵愛を独占しないよう厳しく諭される。 燕から婚姻同盟が持ちかけられた大王は、張儀らの進言で縁談を進めることに。孟嬴は結婚相手が燕の太子ではなく、すでに50歳を過ぎた燕王だと知り猛反発する。ミーユエは大王に思い直すよう直訴するが、大王は取り合わない。そこでミーユエは羋姝に大王の説得を頼み込む。当初は固辞していた羋姝も最後には根負けして承諾するが、その陰にはミーユエに貸しを作っておこうという打算があった。