第50話  腹いせの昇格

nyoiden_50.jpg 江南(こうなん)で如懿ばかりを寵愛(ちょうあい)していた乾隆帝は、妃嬪(ひひん)は公平に寵愛するようにと皇太后から苦言を呈され、玫嬪(まいひん)と慶貴人(けいきじん)を薦められる。乾隆帝はそんな皇太后に腹を立て、玫嬪と慶貴人をあえて無視する。そして当てつけに炩嬪(れいひん)を妃(ひ)の位に昇格させ、寵愛する。炩妃(れいひ)は更なる高みを目指し、他の妃嬪たちを蹴落とす準備を着々と進めるが、凌雲徹(りょううんてつ)への未練も捨てられずにいた。そんな様子を見て進忠(しんちゅう)はいら立ち、凌雲徹を排除するよう炩妃に提案する。