第55話  木蘭囲場(もくらんいじょう)の罠(わな)

nyoiden_55.jpg 秋の狩猟が、皇室の狩り場・木蘭囲場で繰り広げられた。乾隆帝は皇子らを引き連れて広大な狩り場で獲物を追う。野生の馬を見つけた乾隆帝が馬を追って林に入ると、林の中に仕掛けられた罠から乾隆帝に矢が放たれ、乾隆帝は落馬する。そこへ突進する野生馬を、偶然居合わせた凌雲徹が制し、第四皇子が矢を放って馬を倒す。凌雲徹はこの功績を認められ、皇帝の命令によって御前侍衛に復職が叶い、第四皇子は更なる皇帝の信頼を得る。