第56話  君主の苦悩

nyoiden_56.jpg 乾隆帝は后妃や皇太后を連れ、避暑のため円明(えんめい)園で過ごす。そんな中、ジュンガルで内乱が起きる。反乱軍の首謀者・達瓦斉(ダワチ)は皇太后の娘・恒娖(こうさく)の婿を殺害、更に清(しん)に対し恒娖との婚姻を求める。国庫の余裕がないことから、大臣たちは婚姻に賛成する。同じ頃、第十皇子危篤の知らせが届く。息子を思う一心で見舞いに行かせてほしいと懇願に来た舒妃に皇太后は、恒娖を都へ連れ戻すよう乾隆帝に口添えすることを交換条件に出すのだった。