第60話  誤算

nyoiden_60.jpg 乾隆帝は、嘉貴妃が皇族や高官を買収していると知り、第四皇子・永珹(えいせい)を遠ざける。更に永珹が野生馬を巧みに調教する姿を目の当たりにした乾隆帝は、木蘭囲場での刺客騒ぎは、永珹の仕業ではとの疑惑を深めていく。その結果、永珹は宮中の外へと居を構えさせられ、嘉貴妃から引き離されてしまう。息子を皇太子に就ける望みが断たれた嘉貴妃は心を病み、犬を多数飼うが、その鳴き声に驚いた如懿の娘・璟兕(けいじ)が発作を起こしてしまうのだった。